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2005/1/24 KOSUGE1-16 in 大正小学校


 いよいよ2004年度のアーティストインスクール事業が始まりました。場所は、帯広市立大正小学校。今回小学校に滞在するアーティストは、KOSUGE1-16という土谷享さん、車田智志乃さんで結成されたユニットのお二人です。昨年度のこの事業にも同じ大正小学校に滞在した経験を持つ若くしてベテラン(?)のアーティストです。私はこの度初めてアシスタントとしてこの事業に関わることになりました漆と申します。以後KOSUGE1-16お二人の大正小学校での活動「小菅スケートスクール」について日々記録し、このブログをご覧の皆様にご報告してまいりたいと思います。宜しくお願いします。

 この「小菅スケートスクール」は、KOSUGE1-16が、生徒の皆さんにスケートを「教える」のではなく、「教わる」教室です。生徒が先生で、アーティストの二人が生徒なのです。そもそもなぜスケートかと言うと、この大正小学校のグラウンドには、この時期、一周230mもある大きなスケートリンクが造られるのです。それはそれは立派なスケートリンクなのです。普段から、環境やコミュニケーションというものを題材として活動する二人は、そこに目をつけたという訳です。

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 さて、この時期帯広は非常に寒く、あろうことか初日の今日1月24日は、この冬一番の寒さを迎えたようです。なんと朝の気温は氷点下20℃!その寒さには、さすがのKOSUGE1-16もダウン寸前でした。しかし、休み時間になると、元気いっぱいの子ども達が、学校の会議室に事務局を構えたKOSUGE1-16を訪ねてたくさんやってきます。その迫力に後押しされてか、二人のアーティストも寒さを忘れて子ども達と接していました。中でも二人が事前に用意し制作したイメージキャラクター「小菅さん」は、大人気で、若干奇妙ではありますが予想以上に子ども達のハートをつかんでいるようです。


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 そうこうしているうちに放課後になり、早速生徒の中からコーチを募った二人は、スケートの練習を始めました。初めての体験に終始戸惑いを隠せない様子でしたが、コーチ(生徒)の皆さんに手取り足取り教わりながら、徐々に凍りに慣れていったようです。実はこの一見無意味とも思える練習の真意は、2月1日に行われる校内記録会に出場し、上位を狙うことにあるとか・・・。果たしてその練習は報われるのか。それは、今後のKOSUGE1-16の生徒としての信用性とコーチである生徒の表現力にかかっている。明日以降の活動に期待しましょう!

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by ais2005 | 2005-01-24 12:14 | リポート
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